縁川炙の読書思想

緑川炙の読書思想

継続読書の㊙

「自分の軸」って何だろう

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フリーハンドでx軸とy軸の直線をめっちゃ綺麗に書けます.

あぶりです.

 

 

 

「お前はさ~ってもんがないんだよ!!!」

「影響受けすぎなんだよ!がブレすぎ!!!!自分を持てよ!!」

 

 

最近,読書を始めたというきっかけもあり,

いろんな人と出会う機会が増えました.

 

読書を広げるために動く人.

講演会を盛り上げるために動く人.

プログラミングを学び,エンジニアを目指す人...

 

ある目標に向かって一直線に頑張っている人を見て,

あれこれ手を出している自分にこう思ってしまいました.

 

「あ~,俺って"軸"がないな...」

 

 

そこで,ネガティブになる前に

「軸」という概念について考えてみたいと思います.

 

 

 

「軸」を「基準」として捉える

 

 

よく言われる

軸がある人と,軸がない人について簡単な特徴を3つ挙げてみます.

 

軸がある人

・決断力がある

・周りに流されない

・はっきり意見を言う

 

軸がない人

・優柔不断

・人に流されやすい

・自分の意見を持っていない

 

 

僕は,軸ってなんか分かりづらいな~って感じたので

軸→基準」と定義しなおすことにしました.

 

そうすると,上の例ってこんな風に考えられます.

 

 

「決断力と優柔不断」

基準を持っている人であれば,

基準をもとに物事を決めることができます.

 

「周りに流されない,流される」

基準を持っている人であれば,流されないというより,

基準をもとに,周りに賛成すべきか否かを見極められます.

 

「意見を持っているかどうか」

基準を持っている人であれば,物事に対して意見を言う場面で

基準をもとに,その良し悪しを語ることができます.

 

 

 

こう書いている中で,僕が思ったのが

軸がある」っていう人は「絶対的な基準を持つ人」ってより,

選択に対して,最善の基準を設定できる人」だなと.

 

 

 

つまり,軸がない人は「選択」に対して

基準の設定の仕方を知らない人

だと思うんです.

 

 

したがって,

基準の設定の仕方」を学べば,

皆さんの言う「軸のある生き方」ができると思います.

 

 

では,基準の設定の仕方を考えてみたいと思います.

 

 

「最善の基準を設定」するために「読書」しよう

 

 

単刀直入に,私が思う,最善の基準を設定するのに必要なモノは

経験性と専門性」です.

 

 

つまり,

その選択を一度でも経験したことである人,

その選択に対して事前の知識がある人

 

 このような人が,最善の基準を設定できると考えます.

 

 

例えば,乗ったことある航空会社の飛行機において,

ビーフorチキン?」と言われたとき

 

一度,ビーフクソマズイという経験をしたことがあれば,

チキン」というでしょう.

事前に,ビーフクソマズイという評判を知っている人も

チキン」を選ぶはずです.

 

 

これは極端な例だったかもしれませんが,他にも

 

重要な会議において,ある議題に対して

何か意見を言わなければいけない」場面で同じことが言えます.

 

その議題について,

一度でも,話し合ったことがある経験をもっていたり,

事前に,議題に対して調査していれば,

 

自分自身の意見として話すことができるはずです.

 

 

 

経験性と専門性」が最善の基準を設定してくれます.

 

 

そしてボクが思う

経験性と専門性を磨くのにうってつけの方法が,

読書」です.

 

 

の中には,様々な人の「経験」と「知識」が詰まっています.

 

 

たくさん読書をすることで,

本の中で経験したことや,本から得られた知識を用いて

「最善の基準を設定」することができます.

 

何より

読書は,基準設定における汎用性がすごく高いと思います.

 

 

終わりに

 

軸を持つ人になるには「読書」が最も近い方法だということを

だっらだら語りました.

 

読書をするきっかけとなってくれたらうれしいです.

 

ボクも早く本を読まなきゃ...