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継続読書の㊙

ナスDから学ぶプライド論

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「俺は絶対に出会い系なんか嫌だ!!!」

 

会うたびに

「彼女がほしい~~!」

という友人がいます.

 

「出会い系使えばいいじゃん?」

ボクは提案しますが,毎回冒頭の文で断られます.

 

 

ちょっと腹が立ってきたので,今回の記事を書く次第です.

 

 

 

 

 

「2種類のプライド」

 

 

プライドには2種類あります.

 

1.目標達成を妨げるプライド

2.目標達成を支えるプライド

 

お分かりの通り,今回の記事のまとめは

「余計なプライドを捨てろ」です.

 

 

まず,1つ目の「目標達成を妨げるプライド」について考えてみます。

 

 

 

「目標達成を妨げるプライド(一般人)」

 

 

あなたの周りにプライドが高いヒトはいますか?

 

プライドの高いヒトは,

不必要なプライドをたくさん持っているヒト

と言い換えることができると考えます.

 

例を挙げると,

・部下に情報を聞かない

・自分でなんでもやろうとする

・出会い系サイトを使わない

 

このような不必要なプライドは,

必ず目標の達成を妨げます.

 

 

分かり切ったことですが,

不必要なプライドを捨てることのメリットを考えてみましょう。

 

 

部下に情報を聞かない

→部下だけが知っている情報があるかもしれない

例えば,社内の男女仲の情報や友人関係などを知るだけでも

仕事効率を上げる可能性がある.

 

 

自分だけでなんでもやろうとする

→仲間と協力して仕事をする.

仕事を早く終わらせたり,重大なミスの発見にもつながる

 

 

出会い系サイトを使わない

→女性との付き合い方を学ぶことができる

彼女にしたいと思う女性が見つからなかったとしても,

デートを重ねることで女性との付き合い方を学ぶことができる.

 

 

 

つまるところ,

 

 

不必要なプライドは

良い機会を逃す危険性があります。

 

 

 

ここまで話すと,

「じゃあ,プライドは無い方がいいの?」

なんて思う方もいるかもしれません.

 

 

当然、

答えはNOです

 

 

では,

2つ目の「目標達成を支えるのプライド」について考えます。

 

 

 

 

「目標達成を支えるプライド(ナスD)」

 

 

目的達成を支えるプライドってなんでしょう.

 

人類が持つべきプライドの本質は、

 

 

 

「何がなんでもやり切る,姿勢や行動」

 

だと考えます。

 

 

 

今,人類が持つべきプライドは正にこれです.

 

 

 

ナスDを知っていますか?

 

 

 

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友寄 隆英(ともより たかひで)は、テレビ朝日総合編成局制作2部所属のテレビプロデューサー演出家YouTuber兵庫県出身[1]

引用:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8B%E5%AF%84%E9%9A%86%E8%8B%B1

 

 

 

彼は,ある番組で

無人島で2泊3日0円生活」をします.

 

 

ナスDは1つの目標を掲げます.

「釣ったサメを骨までおいしく食べる」

 

 

この目標を

どんな手段を使ってでも

やり切ろうと奮闘します.

 

 

途中,様々な苦難と苦痛が

ナスDを襲います.

(サメが釣れない、時間が足りない、腹一杯)

 

 

が,

 

 

それでも「やり切る姿勢」を崩しません.

 

 

そんなナスDの持つ

目標達成を支えるプライドは,「多くの人の感動を呼びます」

目標達成を支えるプライドを持つ人には,「多くの人が付いてきます」

 

 

その結果が、再生数や登録者数の数字として

表れています。

 

 ナスDは今では言わずも知れた

有名なディレクターになっています.

 

 

 

これこそが,

人が持つべきプライドの形でしょう.

 

 

 

 

 

「ひとりごと」

 

人は歳を重ねるたびに,余計なプライドも肥大化しがちです.

しかし,年齢を重ねるだけで

プライドが肥大化するというのは納得できません.

何かその要因が必ずあるはずだと考えます.

これは,

社会の在り方まで掘り下げて考える必要があると思います.

つまり,

正当化,肯定した自分を持たないと,

社会の圧に押しつぶされてしまうのではないか,と.

 (→鬱病)

社会が「個」を潰しにかかるため,

自分自身で何かしらの「個」を作る.

その表れが不必要なプライドか.