縁川炙の読書思想

緑川炙の読書思想

継続読書の㊙

ほうじ茶ってめっちゃ美味いわけじゃないのに何で人気なの?

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ボクこと縁川あぶり

 

最近,ほうじ茶を飲むようになったのだが,

「マイブームじゃなくて,ボクが世間のブームに乗ってんじゃね?」

 

って思ったので,少し調べてみた.

 

bookmarkjapan.com

 

でた.

 

ほうじ茶は1年ほど前からぐんぐん人気が出てきているようだ.

 

 

 

 

 

「いや,1年前かい!!!」

 

無意識に流行に乗り遅れていた.

なんか,少し悲しい.

 

 

 まぁ,

ボク自身,ほうじ茶を飲むようになって 

「なんかほうじ茶っていいな...」

と思うことがあるので,

 

 

ほうじ茶が「人気になった理由」と

このほうじ茶を良いと思わせる「なにか」を

ボクなりに考えてみたいと思う.

 

 

 

 

 

ほうじ茶っていう「アースカラー

 

 

ほうじ茶ブームって特にスイーツでキテる.

コンビニでも,ほうじ茶アイスなんてのを見かける機会が増えた.

 

Instagramでは,ほうじ茶スイーツの投稿がメキメキ伸びている.

 

なぜ,そこまでほうじ茶スイーツがキテるのか

 

ボクは,

ほうじ茶の魅力はその"色"

ではないかと考える.

 

 

ファッション好きの人なら,聞いたことあるかもしれない

アースカラー

 

ちょっと地味目の茶色や,くすんだ緑色のような色

大地のような茶色や,植物を連想させる緑色

がファッション界隈で流行り.(知らんけど)

 

 

ほうじ茶スイーツの色って,

めっちゃアースカラーじゃない?

 

 

アースカラーのような,"落ち着きのある大人的な色"と

お茶という単語から連想させられる"落ち着き"が

マッチしたんじゃないだろうか.

 

優雅な休日に,大人の色合いと落ち着きを...

高級茶葉ブレンド使用「ほうじ茶モンブラン」 

 

なんか,食べたくなっちゃうね.

 

 

 

ほうじ茶っていうちょうど良さ

 

 

ほうじ茶って何かちょうどいい.

主人公が好きっていうと,なんかベタすぎるし.

めっちゃマイナーキャラを好きっていうと通ぶりすぎてる感じがするし,

かといって,主人公バリの人気キャラだとお前もかよ!みたいな.

 

HUNTER×HUNTERでいうと

ゴンとか,キルアを好きっていうと,なんかベタだし.

ゲンスルーとか,ズシだと 通すぎてわかんね~よwって言われるし.

かといって,ヒソカとかいうと,あ~そういうのね....みたいな

 

ネテロ会長とかビスケだと,あ~!あいつね!みたいな.

 

 

ほうじ茶はビスケなんすわ.

 

この"ちょうどよさ"がウケてるんだと思う.

 

 

モノ・サピエンスっていう本に

欲求とはけっしてある特定のモノへの欲求ではなく,差異への欲求である

って言葉がある.

 

ヒトはヒトでありたいと思っていて,

同じヒトであるために集団の中で同じ行動をとる.

例えば,いじめられないために~を買う持っている.

クラスの子の話についていくためにあの番組をみる みたいな.

 

しかし反対に,ヒトは他のヒトとは別の人間でありたいとも思っている.

違う人間であることに一種の誇りを持つ.

これが「個性」と言い換えられる.

この「個性」を目立たせたいがために,ヒトは他人との差異を欲する.

 

 

その差異を持たせるのが,何かしらの"モノ"であることがある.

 

 

 

 

何を言いたいかというと.

ほうじ茶っていうのは,ヒトでありながら

他人との差異を満たせる最も気軽なモノなんじゃないかということである.

 

ヒトでありながら,他人との差異を持つことができる

そのちょうどよさが,

 

「ほうじ茶ってなんかいいんだよな」の「なんか」

 

に繋がっている気がするような,しないような...

 

 

まとめ

 

ほうじ茶,正直なんでこんなに好きになっているのか

自分自身わからなかったのだが,

 

結局は”精神的な欲求のタマモノ”だと思うと

すんなり理解できた気がする..

 

まぁ,結局美味いから何でもいいか.