「思考」が情報を知識に変える【学生がやるべきたった1つのこと】
時は大情報社会
何かを知りたいと思ったとき,
調べればその事柄について知ることは容易にできてしまう.
「超おいしい〇〇の作り方,世間を騒がせた〇〇とは?,今人気の〇〇について...」
あらゆる情報が散らばった中から,自分に必要な情報だけを上手に抜き取る...
いわば,宝探しゲームが,全世界で毎時毎分毎秒行われている.
一般的なビジネスマンが,
探し物に費やしている時間は年間約80時間
そこで,1つ問いたい.
その一生懸命調べた情報は,実生活で活かせているか?
調べた次の日にはその情報を忘れてしまっていないか?
もちろん,その時々に必要な情報は違う.
「今」必要な情報,「これから」必要な情報.
しかし,情報社会になった今この世界では,
情報をきちんと情報として持っておく.
ということが必要だ。
情報を忘れてはいけない.
つまり,
情報の知識化が必要である
ネット検索というのは,
たくさんの情報が散らばったネット社会から,「必要な情報だけ」を
搔い摘むような情報獲得方法である.
このような情報の獲得方法には,
「思考」を伴わない。
現代人は、
目の前に来た獲物に条件反射で飛びつく
トカゲのごとく
目の前の上手い情報に食らいついてしまう。
そこに「思考=脳」は存在しない。
ネット検索の最中、
『現代人の脳は死んでいる』
「ネット情報は思考を殺す」
では,どのように活かせる情報を得るのか.
どのように情報の知識化をするのか.
わたしたちの、脳を生かし続けるのか。
それが読書である.
本にはストーリーがある.
自分の解決したい事柄の背景や歴史を知りながら,
問題解決への道筋を示してくれる.
これらが,次に得たいと思った情報に繋がってくることもある.
ストーリーを見ることで「心が動き」
背景や歴史を知ることで「活かせる知識」の繋がりが見える.
筆者の問題提議によって「自らの思考」が働かされる.
この「思考」こそが大切である.
例えば,お金がもっとほしい と思ったとしよう
ネットでお金について検索すればすると,
「正しい副業の仕方」や「高収入アルバイト」
という話題がHitすると思う.
もちろん,解決方法ではある.
しかし,お金を稼ぐための知識が身につくだろうか...
抜本的な解決方法になっているのか..
本でお金について勉強しようとすれば,
「お金はそもそも何なのか」,「どうすればお金を儲けられるのか」
という話題になるだろう.
本による情報収集には必ず疑問視が出てくる.
それが自らの思考に繋がる.
その思考が,情報→知識へと変えてくれる.
この一連の流れによって得られた情報は決して忘れない.
「情報→思考→知識」
の流れである.
私が読書を継続できるようになったのは,つい2か月前である.
読書を始めてから,
今までどれだけ頭を働かせていなかったのかを考えさせられた.
情報に踊らされていた自分がいた.
読書をせず,思考を伴わない「トカゲ人間」になるか,
読書をして,情報を知識へ変えることができる人間になるか....
最後に,ボクを読書人間に変えてくれたあるラジオのURLを貼って終わる.
自分の市場価値を上げるには,読書から始めよう.